お母さんから受けついだ赤ちゃんの病気に対する抵抗力は、百日ぜき、水痘では生後3ヶ月、麻疹、おたふくかぜでは、生後12ヶ月に、自然に失われていきます。そのため、その時期を過ぎたら、抵抗力を作って、病気を予防する必要があります。その助けとなるのが、予防接種です。自治体で行われる予防接種は、次のようになっています。
インフルエンザの予防の基本は、流行前に接種を受けることです。抵抗力がつくまでに、2週間程度かかり、効果が持続する期間は約5ヶ月とされています。毎年、12月中旬までに接種を受けておくことをお勧めします。12歳までの小児は2回、13歳以上の方は、1回の接種で効果があるといわれています。高齢者(65歳以上)の方は、自治体より、一部負担があり、自己負担が安くうけられます。武蔵野市の場合、自己負担金2,500円です。
子宮頚ガン(HPV)予防ワクチンも自治体で負担してくれますので(武蔵野市の場合は平成25年4月より無料、[3回接種]、対象者中学1年~高1の女子)、是非接種をおすすめします。高2以上の方は、有料になりますが、がん発症予防のため、是非、接種をお勧めします。
※予防接種の時期やスケシュール等でお悩みの方はお気軽に相談ください。